皆さん、こんにちは。
暖かくなってきたのもつかの間、あたり一面真っ白な雪景色ですね
雪が降っていると、あたりはキラキラ輝き、とっても綺麗ですが通勤、通学、通院となると大変ですよね。
お足元の悪い中来院してくださった皆様、また、時間やお日にち変更のご連絡を下さった皆様、どうもありがとうございました
さて、話は変わりますが、皆さんは味覚障害をご存知でしょうか
甘味、酸味、塩味、苦味、旨味などの味覚が低下したり、何を食べても味を全く感じなくなる障害のことです。
原因は様々あると言われていますが、今回はお口の中に関することを紹介していきます。
・舌苔の異常
舌苔(ぜったい)とは舌の表面についている白い苔のようなもので、これは舌の細胞がはがれたものや食べ物のかす、細菌、白血球の残骸などが堆積したものです。
疲れたりストレスが強いとき、風邪などで高熱が出たときに厚くなったり、色が変わることがあります。
舌苔が厚くなったり、色が変わると、舌の違和感や味覚障害があらわれます。
・口腔乾燥症(ドライマウス)
唾液の分泌が減ったり、口呼吸などで口腔粘膜の水分が失われて起こる疾患で、ドライマウスとも呼ばれています。
唾液の量が減ると食べ物の味物質が溶け出しにくくなったり、舌の表面の味を感じる細胞(味蕾・みらい)が働きにくくなるために、味覚障害が起こります。
原因としては、加齢をはじめ、良く噛まないで早食いをする食生活、生活習慣病、精神的なストレス、薬の副作用などが挙げられます。
味覚障害には、他にも亜鉛不足や加齢など様々な原因はありますが、お口の乾燥や清掃度によっても起こってしまうのですよ
お口が乾燥しやすい方は唾液腺マッサージやドライマウス用の歯磨き粉、洗口液がおすすめです。
舌苔を厚くしないためにはお口の中を清潔に保つことも大切です。
味覚障害を予防するためにも定期的なクリーニングは大切ですね