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気圧と歯痛

6月も後半梅雨の時期ですが、この時期体調不良を起こす方がおられます1 (69).gif

なんとなく体調がすぐれないicon_cry.gif 病院に行っても異常がなく、

原因がわからない 雨が降りそうな日に限って症状がでる。

原因が思い当たらないような場合は「気象病」が考えられるかもしれません。

 

「気象病」とは天候の影響を受けて体調に不調が表れる症状の総称です。

天候や天気が変わるときには必ず気圧が関係しており、それによって人間の体に受ける気圧も変化します。

人は、外からの圧力がかかると、それに対応するために、内部で調整しようとしますが、

その調整がスムーズにいかないことによって体調不良となってしまうようです。

 

「気象病」とにているもので季節病もありますが、季節病は四季の変化によっておこる病気で

症状が出る時期がある程度特定しやすいという点が「気象病」と異なります。

「気象病」はどの季節においても気圧の変化があれば症状が出るものです。

季節の変わり目天候が変わりやすい時期には、季節病と「気象病」両方の影響を受けることもあるようです。

 

症状は様々です

代表的なものは、偏頭痛、関節痛、めまい、倦怠感、肩こり、腰痛、リウマチ、喘息、

メニエール病、うつ病、更年期障害、古傷の痛み、眠気、、、

夫婦喧嘩(喧嘩)も多くなるそうです

 

対処方として

耳マッサージ、耳を温める、入浴、睡眠をしっかりとる、ストレス軽減

適度な運動、太陽の光を浴びる、漢方薬、酔い止め薬、

 

ちなみに気圧の影響を受けにくい地域は、

日本ですと、沖縄県、岡山県だそうで

海外であれば、北米西海岸、カナダバンクーバー、アメリカシアトル、ハワイ

南アフリカ、オーストラリアだそうです。「気象病」がひどい方は、移住する方もいるそうです。

 

そこまでではなくても、もし歯も気圧の変化で痛み出すことがあるようですので、

不安がある方は、一度受診してみて下さい1 (97).gif

 

 

 

2019年06月26日 14:10|コメント(0)トラックバック

歯周内科って知ってますか?

この前まで暑い日が続いていましたが、

最近は雨のせいか寒い日が多いですね1 (47).gif

急激な気温の変化に体調を崩される患者さんも少なくありません1 (71).gif

歯ぐきは体調の影響を受けやすいので、体調を崩しやすいこの時期は

歯周病にも気をつけなくてはいけませんねicon_cry.gif

 

そもそも歯周病とはどのような病気なのか、皆さん知っていますか?

実は歯周病は感染症で原因となる菌がいるんですよ!

他にもカンジダ菌というカビ菌の量が多いと

歯周病菌が活発に増殖してしまいます。

歯周病菌がお口の中にいる人も、体が健康で抵抗力があるときは

あまり症状は出ません。

しかし加齢とともに体の抵抗力が低下していくと・・・icon_sad.gif

 

 

 

口臭、お口のねばつき、歯ぐきの腫れや出血、歯のぐらつきが

気になったことはありませんか?

これらは全て歯周病の症状です1 (80).gif

成人の約9割が歯周病菌に感染していると言われています。

症状や進行度に個人差があるだけで、ほとんどの方が感染しているのです。

歯周病は自覚症状がほとんど出ないため、

気付かないうちにどんどん進行してしまいます1 (70).gif

 

 

実際自分のお口の中はどういう状況なのか?

歯周病菌はいるのか?

それを調べることができ、簡単に除菌することができるのが歯周内科なのです1 (74).gif

 

 

 

歯周病治療というと皆さんが想像されるのはどういった治療でしょうか?

歯石取りですか?歯磨き練習ですか?

 

歯周内科は従来の方法とは全く違う治療法なんです!

 

 

治療の流れはこちら↓

①お口の中のプラークを採取し、顕微鏡で菌を調べます

②菌の種類や量により、カビを殺す歯磨き剤でのブラッシングと

歯周病菌に最も効果がある内服薬により徹底的に除菌します

③およそ2週間後に再度顕微鏡で検査します

除菌されたことを確認後、通常の歯石取りなどしていきます

 

 

 

ね?とっても簡単でしょうicon_lol.gif

個人差はありますが、お口の中の歯周病菌とカビ菌をコントロールすることのより、

歯ぐきからの出血やお口の中のねばつきは約8割強の方に改善が見られます。

他にも口臭や歯のぐらつき、歯のザラザラ感も改善します。

口腔内の菌をコントロールしてから歯石取りをすることにより、

菌血症の予防にもなります。

 

 

歯周内科が終わったら、その後大切になってくるのが

定期的な歯のクリーニングです1 (60).gif

歯周病菌は人から人へうつる感染症。

ずばり、再感染の危険性があるんです1 (45).gif

気を付けていても知らず知らずのうちに再感染してしまうかもしれません。

そこで歯周病菌がお口の中に入ってきても、

定着、増殖しにくいお口の環境づくりが必要になります1 (67).gif

そのために大切なのがセルフケアとプロケアです1 (92).gif

セルフケア(自分自身での歯磨き)はカビ菌を意識して行い

プロケア(歯科医院での歯面清掃)はセルフケアでは落としきれない汚れを落とします。

こうしてカビ菌の量をコントロールすることにより、

再感染してしまっても症状が出ないお口の中を作っていくのです1 (74).gif

 

これからは体調管理とともにお口の中の菌の管理もしていきましょう1 (83).gif

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年06月11日 16:29|コメント(0)トラックバック
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