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歯ぎしり、食いしばり⁉

みなさんこんにちは!1 (34).gif1 (34).gif

だんだん寒くなってきましたね!1 (38).gif

皆さんご自分のお口の中を鏡で見た時に歯の根元が削れて擦り減っていませんか?

また、上あごの真ん中に、又は下の歯の裏側の歯茎にコブができてませんか?

舌を前に出した時に、舌の脇に波打ったように歯形がついてませんか?

頬の粘膜に横に白く一本スジができてませんか?

これは食いしばりがある人のお口の中に見られる状態です1 (4).gif

1・口を開ける時に音がする、顎が痛い、口があまり開かないなど顎関節症をおこします。

2・歯がしみる、歯が痛い、噛むと痛い、といった知覚過敏、歯痛、咬合痛がおきます。

3・歯が割れたり、折れたり、歯の破折がおこることもあります。

4・舌の痛み、口内炎、口角炎がおこりやすくなります。

5・詰め物や被せ物が欠けたり外れたりしやすくなります。

6・歯が動揺してきます。

7・虫歯や歯周病がおこりやすくなります。

8・頭痛、肩こり、首のこり、腰痛、めまい、目の疲れ、慢性疲労、睡眠障害など様々な全身症状が出てきます。

原因として

*ストレス(精神的要因)が大きい1 (80).gif1 (80).gif

不正咬合

前歯を使わず奥歯ばかりで噛む癖がある

*身体に合わない金属が入ってる

などがあげられています。

食いしばりや歯ぎしりはほとんどが無意識にやってます!

お仕事や家事をしている時、スマホやパソコン、ゲームに夢中になっている時食いしばっていませんか?

意外にも気が付くとお口に力が入って食いしばっている人も多いんですよ1 (80).gif

普段唇を閉じたとき、上下の歯は離れているのが正しい状態です。上下の歯が触れ合っているのは大きな負担になってしまいます!

歩き方や生活習慣による猫背など嚙み合わせに影響をあたえます!気を付けてみて下さい!

日中食いしばりをしている人は、自覚しましょう!気が付いたら顎の力を抜き、肩の力を抜きましょう!深呼吸してリラックス‼

睡眠中の歯ぎしりはギシギシと音をたてている人だけでなく真っ直ぐに食いしばって音が鳴らないケースもあって本人も周囲の人も気が付かない場合も多いようです。また、睡眠中の食いしばりは食事をしている時の約3倍の力がかかってきます!この「力」が筋肉を緊張させ血行不良、睡眠障害、頭痛、肩こり、顎の痛みなど全身症状につながってきます!

就寝中食いしばりや歯ぎしりをしている人はマウスピースを装着して歯のすり減りを防止することが出来ます。ストレスが原因の一つなので心も顎の力もリラックスさせ良質な睡眠がとれるようにしましょう!

気になる方は一度相談してみましょう1 (45).gif

 

 

2020年11月18日 12:55|コメント(0)トラックバック

キシリトールQ&A①

皆さんこんにちわ1 (88).gif

最近はすっかり寒くなり、風邪やインフルエンザに注意が必要な時期になりましたね。

コロナ対策のマスクや手指消毒は風邪予防にもなりますので、徹底しましょう1 (48).gif

 

今回は、キシリトールについてです。

市販のキシリトールガムを食べたことがある方は多いと思いますが、そもそもキシリトールって何なのかご存知ですか?

また、虫歯予防に効果が出るためにはキシリトールをどのくらい摂取すると良いか知っていますか?

今回はキシリトールについて基本的なことをQ&Aでまとめてみました。

 

Q1.キシリトールってなに?

A1.キシリトールは白樺や樫の木などの原料からつくられる天然素材の甘味料です。

糖アルコールと呼ばれる炭水化物の一種で、お砂糖と同じくらいの甘さがあります。カロリーはお砂糖よりちょっと少なめです。

 

Q2.キシリトールにはどんな効果があるの?

A2.キシリトールはお砂糖と同じくらいの甘さがあるのに、虫歯の原因となる酸を作りません。

さらに、虫歯菌を減らして歯を丈夫にする効果があるので、虫歯を防ぐために多くの国で積極的に活用されています。

≪キシリトールの効果≫

・プラーク(歯垢)を作る材料にならない

・酸を作らない

・プラークの量を減らし、歯磨きで落としやすくする

・ミュータンス菌を減らす

・再石灰化を助ける
→キシリトールの甘さで唾液が沢山出る
→唾液中のカルシウムを安定させて、歯に運ぶ働きがある

 

Q3.お砂糖と同じように甘いのに、なぜキシリトールだと虫歯にならないの?

A3.ミュータンス菌は糖をエサにして、プラークと酸を作ります。

しかし、キシリトールはミュータンス菌のエサにはなりません。

それでも、ミュータンス菌はキシリトールを取り込むことを繰り返しますので疲れてしまします。

その結果、ミュータンス菌の活動は弱まり、数が減っていくのです

 

Q4.キシリトールは食べ物にも含まれているの?

A4.キシリトールはイチゴやラズベリーなどのベリー類、プラム、カリフラワー、ほうれん草、レタスなど身近な食べ物にも含まれています。

例えばイチゴだと乾燥重量100g中に300mgほどのキシリトールが含まれています。

ただし、虫歯予防に必要な量は5~10gとされていますので、食べ物だけで摂ろうとしても十分ではありません。

虫歯予防のためには、ガムやタブレットなどから摂るといいでしょう。

 

今回は以上です。

またの機会にキシリトール摂取についてまとめたいと思いますので、また読んでくださいねicon_biggrin.gif

 

2020年11月10日 12:36|コメント(0)トラックバック
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