初めまして
昨年の11月から受付を担当してます木下といいます
食べることと寝ることが大好き
おかげでいまだに成長が止まりません(横に)
でも何よりも大好きなのはディズニーです♡
こんな私ですが精一杯がんばりますので宜しくお願いします
昨年の11月から受付を担当してます木下といいます
食べることと寝ることが大好き
おかげでいまだに成長が止まりません(横に)
でも何よりも大好きなのはディズニーです♡
こんな私ですが精一杯がんばりますので宜しくお願いします
皆さんは治療の予約をキャンセルした時、すぐに次回の予約を取っていますか?
電話が億劫で結局そのまま放置してしまう・・・なんてこともあるのではないでしょうか?
また、痛みが無くなったので通院しなくて大丈夫と思ってはいませんか?
実は自己判断で治療を中断してしまうと沢山の困ったことが起きるんですよ
治療を中断して時に起きるトラブルとは・・・?
①歯の神経を抜いた状態で中断した場合
神経の治療は、歯の神経を取り除き、消毒のお薬を入れて
何度かお薬の交換を行いますので、治療終了まで回数がかかります。
その治療途中で中断してしまう方がいるのです。
歯の内部は細菌などに対する抵抗力が弱い上に、
神経を抜いたことで痛みを感じにくくなるため、
放置すると枯れた木のようになり破折する可能性が高くなります。
また更にむし歯や歯周病が気づかないうちに進行してしまう場合もあります。
②歯周治療を中断した場合
歯周病の治療は主に歯石取りを行いますが、
歯石取り=お掃除とイメージして重要性を認識していない方もいます。
しかし、歯周病は放置するとどんどん悪化します。
歯ぐきが腫れて痛くなったり、膿を持ちますので口臭の原因にもなります。
重症になると歯を支える骨が溶け、最悪の場合抜歯しなくてはいけなくなります。
軽度のうちから正しく対処することが大切なのです。
③被せ物の型取りをした後で中断した場合
お口の中は日々変化しますので、被せ物の型をとったまま放置をしてしまうと
歯の形態や位置が変わり、合わなくなってしまう場合があります。
つくり直しとなると追加で費用がかかりますし、
せっかくつくった被せ物も無駄になってしまいます。
④仮歯の状態で中断した場合
仮歯はそもそも長期的な使用を前提にしてつくられていません。
使っていくと次第に仮歯がすり減っていき、咬み合わせが悪くなったり
隣り合う歯が寄ってきてしまったりすることもあります。
また再度来院していただいても結果的に歯を削ることになり、
最悪の場合は神経が残せなくなる場合もあります。
このように中断しても何一ついいことはありません
自分自身のために、なるべく中断せず通院しましょう
最後に・・・今現在中断してしまっている方へ
何か事情があって治療途中に通院をやめてしまった場合、
気まずさなどもあって歯医者へ行きづらくなってしまうケースがあるかもしれません。
しかし、他院に行ってしまっては初診からのやり直し。
同じ歯科医院で治療を再開すれば、検査や治療のデータを活かすことができますので、
無駄がなく、より適切な治療を受けられます。
患者様それぞれに事情があるのは歯科医院としても承知の上。
どんな場合でもまずは「健康最優先」でご相談ください
市名坂歯科医院では携帯電話の電話番号を登録していただくと、
予約の3日前に自動でSMS(ショートメール)が送られるシステムを導入しています。
予約を忘れてしまう方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
当院受付に携帯番号を教えていただくだけで登録できますよ
(初診時に携帯番号を教えていただけた方は自動的に登録されます)
こんにちは
今年の冬は雪もあまり降らず、少し寂しい気もしますが
雪かきをしないことには助かっています
とは言っても夜はやっぱり冷えますので体調には十分気をつけてくださいね
今回は口腔ケアについてお話していきたいと思います。
口腔ケアとは、お口の中を清潔に保つことで口腔内だけではなく体全体の健康を保つケアのことです。
この言葉が生まれた背景には介護を必要とする高齢者数の増加という日本社会の現状があります。
年齢を重ねるごとに体の機能が衰えると、自力で口腔内を整えるということが難しくなります。
では、口腔ケアにはどのようなものがあるでしょうか。
年齢を重ねていくと、さまざまな体の変化がでてくると思います。
それはお口中も例外ではありません。
●浄化作用が低下してる
お口の中には「浄化作用」があります。唾液の力で歯の表面や舌、粘膜についた汚れや細菌を
洗い流し清潔に保つというものです。
しかし、身体能力が衰えて唾液の分泌量が減っている高齢者の口腔内は浄化作用が低下している状態になっており
意識してきれいに保つ必要があります。
●虫歯や歯周病が多い
加齢によって歯ぐきが下がり歯の根元が露出してくると、そこから虫歯になりやすくなります。
また、高齢者の方の場合ですと浄化作用が低下してますので本来は唾液で洗い流されるはずの細菌が
増殖し、歯周病にもかかりやすい状態です。免疫力の低下も虫歯や歯周病菌が増える原因の1つです。
●治療後や入れ歯が多い
歯周病で歯が抜けてしまい入れ歯を使っている人も多いでしょう。詰め物をしている場合は
その下で虫歯が進行していることもあり、入れ歯を使用している場合は入れ歯と粘膜の隙間に
細菌が繁殖しやすくなります。
●味覚が変化する
舌の表面にある味蕾(みらい)という小さな器官で味を感じます。
しかし高齢者の場合、お口の中の浄化作用が低下しているため舌の表面に舌苔が付きやすく
味を感じにくくなったり味覚が変化したりすることがあります。
また、偏った食生活による栄養不足も味覚障害の原因の1つです。
●口腔内が乾燥する
高齢になってくると、噛む力の低下や服用している薬の影響で唾液の量が減ります。
唾液は口腔内を清潔に保つ役割がありますのでドライマウスは虫歯や歯周病を引き起こす原因の1つです。
口腔ケアには2種類あります。
「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」です。
セルフケアとは歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って自分自身で口腔内を清潔に保つこと。
プロフェッショナルケアとは歯科医や衛生士などがより専門的なケアとアドバイスをしてくれます。
ケアの目的は歯石、細菌、汚れの除去。口腔機能の維持と回復、食生活の改善などです。
効果としては、唾液の分泌を促進、感染症の予防、認知症の予防、誤嚥性肺炎の予防などです。
口腔内と体の健康を保つにはセルフケアとプロフェッショナルケアを取り入れることが大切です。
少しの変化や気になることがあれば気軽に相談してみてください
普段からデンタルフロスを使っている方は意外と少ないですよね。
デンタルフロスとは、歯の間の歯垢を清掃する糸巻きタイプの細い糸のことを言います。
ホルダータイプのフロスもあります。糸ようじと呼ばれています。
習慣がない方にとっては正直面倒くさいことですね。
しかし、実は私たちのように歯科関係者の恐らくほとんどが毎日欠かさずデンタルフロスを
しています。
それだけ、必ずやった方がいいことなのです。
デンタルフロスは歯にとって多くの効果があり、むし歯や歯周病の予防のために
重要なのではないでしょうか?
歯ブラシによるブラッシングだけだと3分間の歯磨きだけで歯垢除去率がおよそ6割
なのに対して、デンタルフロスを使用することで8割程度にアップするといった
効果があります。
また、口臭予防にも効果的で、口臭の原因の一つは歯の間に残された食べかすです。
食べかすが蓄積されて発酵し、強い臭いを発している場合もあります。
もう一つの原因となっているのが歯垢(プラーク)です。
歯垢は菌が繁殖しやすく、口臭の元となる臭いを発することがあります。
デンタルフロスを使えば、歯ブラシでは取り除くことが難しい食べかすや歯垢も
取り除くことができるので口臭予防に繋がるのです。
歯周病の場合、歯ぐき周辺が菌に侵されているために、デンタルフロスを使うと
出血することがよくあります。2週間たっても出血がみられる場合は歯医者さんへ
相談するようにしましょう。
また、むし歯が原因で臭うこともあります。歯垢が溜まっている場所に細菌が
繁殖し、嫌な臭いを発している可能性もあります。
むし歯や歯周病がなくても、たくさん歯垢がたまっていることが原因で臭いがする
のかもしれません。そのままにしておけば歯石になる可能性もあるのでデンタルフロスは
毎日使用することをおすすめします。歯垢は鏡でみただけでは歯と歯の間に溜まっているか
実感がないかもしれません。最低でも2~3日に一度はするようにして、きれいに取り除きましょう。
デンタルフロスは歯間の歯垢を取り除くためのものですが、歯間ブラシは歯ぐきが下がり始めている
歯周病の可能性が高い人が使うといいでしょう。
歯間ブラシを使う必要がない人が使えば、人によっては歯ぐきを痛める可能性があるので、
始めて使う方は歯医者さんに相談することをおすすめします。
正しく使って自分の歯を大切にしましょう。
皆さんこんにちは
冬本番も、もうすぐそこですね今年は、インフルエンザの流行も早いようですが、
みなさんは大丈夫でしょうか?
さて、今回はバイオフィルムについてです。バイオフィルムと言う言葉、聞いたこと
あるでしょうか?
バイオフィルムとは、粘性のある細菌膜で、その中に複数の細菌が共存して、
個体の表面に付着した状態のものの総称です。
バイオフィルム形成は、浮遊菌が個体の表面に付着することで始まります。
その後、堆積・増殖しつつ、さらに浮遊している他の細菌を仲間に引き入れ、
バイオフィルムを大きく成長させていきます。すると、またさらに他の細菌が
引き寄せられて付着し、細菌の集団のバイオフィルムはどんどんと栄えます。
バイオフィルムは自然界にも広く存在し、個体と水があれば、あらゆるところに
存在します。身近なところでは、キッチンの三角コーナーや排水溝のヌメヌメ、
川底にある石の表面を覆っているヌルヌルした膜状のものなどもバイオフィルム
です。
歯の表面にも、このバイオフィルムは形成されます。歯は個体で、唾液という液体
が周りを囲んでいます。また、お口の中はバイオフィルムが繁殖するには、温度も
栄養も最適な環境な上、歯は皮膚や粘膜のように新陳代謝などによって剥がれ落ち
たりしないので、バイオフィルムが定着・成長しやすくなります。
消毒薬や抗生物質は、浮遊菌やバイオフィルム表層の菌には効果を発揮しますが、
バイオフィルムは多糖体というバリアを張ってしまうため、中に浸透していかず、
中心部の細菌を攻撃することが、ほとんどできません。
また、キッチンのヌメヌメ汚れを思い出していただくとわかると思いますが、
これは水、さらに洗剤を使っても簡単には落ちず、たわしやスポンジでこすり洗いを
して、ようやく落とせるほど強固に付着しています。
ですから、お口の中のバイオフィルムもこれと同じで、唾液による洗浄効果や
洗口液でのうがいでは落とすことができず、また、歯ブラシで磨いても、磨き残しの
出やすい所(歯と歯ぐきの境目・歯と歯の間・かぶせ物と歯ぐきの境目・詰め物の周り
など)に残り、歯磨きでも完全に落とすことはできません。
バイオフィルムをしっかり除去するためには、セルフケアとしての正しい歯磨きに加え、
歯科医院に定期的に通って受けるプロフェッショナルケア(機械や専用の器具などを
用いて行う定期的なクリーニング)が必要になります。
セルフケア+プロフェッショナルケアで、虫歯や歯周病の原因菌が多数存在している
バイオフィルムを取り除き、お口の健康を守っていきましょう!!!
この時期早くもインフルエンザが流行しはじめていますが
風邪をひきやすい方、ひきにくい方がいらっしゃいます
日本病巣疾患研究会の今井一彰氏のコラムを読ませていただきました。
私は歯科医院で働いている立場で
口呼吸でだと むし歯になりやすいとか、
歯肉炎(歯周病)を悪化させたり
歯列に影響をおよぼしたり、
口が渇く(ドライマウス)が原因の口臭が強くなったりなど
認識はしていましたが
そればかりではない、口呼吸の弊害について勉強になりました。
紹介させていただきます。
はじめに呼吸について
呼吸とは酸素を取り込み、二酸化炭素を排出すること
私たちは二つの呼吸を行っています。
一つ 鼻呼吸法 鼻で吸う息、吐く息両方行う呼吸法
二つめ 口呼吸法 吸う息、吐く息のどちらか一方でも口から行う呼吸法
*常時開口状態に口唇閉鎖不全(いわゆるポカン口)も含む
口呼吸になる理由
軟らかい食(口の周りの筋肉が発達そないため)
言葉の変化(メールなどで会話をしなくても意思を伝えられる)
口遊びの減少(口笛を吹けない人が多数)
アレルギー疾患の増加(花粉症、アレルギー性鼻炎でますます口呼吸に)
急激な温度変化(血管作動性鼻炎や、暑さ寒さの刺激による口呼吸)
激しい運動
就寝中のいびき
携帯ゲーム、スマートフォンの操作に集中している時
などたくさんの原因が挙げられますが、一つまたは複数絡み合っている場合もあります。
そもそも数いる哺乳類の中で、いつも口で息が出来るのは人間だけです。
これは、しゃべる機能を獲得できたからと言われているそうです。
素晴らしい進化ですね。
口呼吸によって引き起こされる病気
小児期 アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、気管支炎
歯並びが悪くなったり、むし歯
鼻閉により、集中力や学力が低下など
この時期にしっかりと対策を立てておく必要があります。
その他慢性扁桃炎を繰り返してしまうことによる
IgA腎症の発症に繋がることもあるため注意が必要
成人期 小児期からの疾病が引き続いていることがあります
うつ状態になる、やる気が起きないといった
精神症状を見ることがあります。
色々な病気に関係していると言われている歯周病も、
口呼吸によって悪化しましす。
風邪をひきやすい、扁桃が腫れやすいと
学業、仕事に与える影響も大きくなります。
老齢期 ドライマウス、いつも口が渇くという症状が出てきます。
その他誤嚥性肺炎など口腔や咽頭筋力の低下により
起動抵抗の高い鼻呼吸がいらくなり、口が開きやすくなります。
呼吸は一日のうちで何万回もしています。ご飯を鼻から食べる人がいないように
空気も口から吸うことは良くありません。
そのちいさな間違いが積もり積もって大きな病気を引き起こすことがあるようです。
口呼吸の疫学
口呼吸による弊害はどれくらい存在しているのでしょうか。
幼児を対象にした研究で、保護者からの申告では21%に口呼吸が認められ
これが小学校高学年を対象にした専門家の診察ではその割合が倍以上程度に達します。
お子さんが口呼吸による問題を起こしていないか、専門家に診てもらうのが望ましいようです。
口呼吸は自覚していない場合も多いようで、
例えば10歳の女の子
口唇乾燥・上顎前突(出っ歯)開口(かみ合わせが悪い)
扁桃腺肥大・口蓋乗反射消失(のどちんこを触ってもうえっとならない)
慢性疲労感の症状があったそうです。実は口呼吸が原因だったそうです。
18歳のアトピー性皮膚炎の子
口呼吸でした。
塗り薬と内服治療を受けていましたが、あまり改善がみられませんでしたが
3ヶ月間口呼吸対策をし鼻呼吸になってから綺麗な肌に改善
50歳代女性
関節リウマチ
掌や足の裏に嚢胞が出来る皮膚病(金属アレルギーとの関連がいわれています)
扁桃腺摘出手術を行うと治る場合があります。
人間の鼻と口の奥は、ワイダイエルのリンパ輪といって外的から体を守る
リンパ組織が備わっています。ここに絶えず炎症が起きると(たとえば慢性扁桃炎)
免疫異常が引き起こされます。慢性扁桃炎から引き起こされた免疫異常がこの50歳女性の
場合皮膚に症状が現れた例です。
これを難しい言葉で(病巣感染症とも)いいます。
病巣疾患とは「身体のどこかに限局した慢性炎症があり、
それ自体はほとんど無症状か、わずかな症状に過ぎないが
遠隔の諸臓器に、反応性の器質的および機械的な二次疾患を起こす病像」
小さな症状のない炎症が、他の臓器にその炎症を飛び火のように持っていってしまうわけです。
口呼吸が原因だとは、、、怖いですね
口呼吸から鼻呼吸へ、呼吸をもう一度見直し健康生活おを送りたいものです。
こんにちは!
最近は急に寒くなり、体調を崩される方が多いようですね
風邪を引いたり、体調が優れないときって十分な歯磨きができませんよね?
定期メンテナンスを受けていると、
ご自身の歯磨きだけでは取り切れないバイオフィルムも落としますので、
普段から汚れが付きにくくなることは皆さんご存知でしたか?
当院ではメンテナンス時にオプションでトリートメントケアも受けられますが
トリートメントケアについてご存じない方も多いと思いますので、
今回はトリートメントケアについてまとめていきます
トリートメントケアとは専用のトリートメント剤を用いて歯の表面を
滑らかにし、よりプラークや着色がつきにくい状態にすることをいいます
歯にプラークや着色がついてしまうのは、
歯の表面に目では見えない細かいキズがついているからなのです。
歯は一見滑らかに見えても拡大してみると無数のキズがついている場合があります。
歯はとても繊細なので、ブラッシングやお食事の際にもキズついてしまうのです
トリートメントケアで使用するペーストは、
歯と同じ成分のハイドロキシアパタイトの小さな粒子が入っていますので、
このキズを埋め込んで滑らかにすることができます
滑らかな歯には汚れや着色が付きにくいですし、
透明感のある白さと輝きも出てきます
それに、歯自体も強くなっていくので、
今まで以上にむし歯の心配もなくなるんですよ
歯の表面が一部分のみ白くなっているのを見たことはありませんか?
それ実はむし歯の一歩手前、表面が溶け始めた脱灰と呼ばれる症状なのです。
トリートメントケアを定期的に行うと再石灰化が起こりますので、
脱灰状態を元に戻すことができる場合もあります
歯にとって、とってもいい効果ばかりなのです
軟らかいラバーでペーストを塗り込むので全く痛みはないですし、
逆に心地よいといって眠ってしまう方もいるくらいです。
また、トリートメントケアでは、トリートメント後に
ハグキのマッサージ(ガムマッサージ)も行っています!
ガムマッサージは歯肉炎、歯周炎の予防に効果があり、
使うペーストはミント味とオレンジ味から好きな方を選んでもらえるので、
その日の気分に合わせて変えられて、大変好評です
メンテナンス時にガムマッサージのみ受けることも可能ですので、
興味がある方はお試しで受けられてみてはいかかでしょうか?
とっても気持ちよくておすすめですよ
トリートメントケア、ガムマッサージに興味がある方は、
ぜひ当院スタッフにお気軽にお声がけくださいませ
11月になり、グッと気温が下がり寒くなりましたね
風邪やインフルエンザには十分お気をつけてください。
今日は、よく歯医者さんでも耳にする『歯石』についてお話したいとおもいます。
まずは歯垢と歯石の違いはご存知ですか?
疲れたときや面倒くさいとき、、ちょっと歯磨きをサボったことある方いませんか?
歯がヌルヌルして爪などでひっかいたりすると白いカスのようなものがついてきたことはありませんか?
これが歯垢です。
白いカス=歯垢は食べかすだと思ってる人も多いかと思います。
しかし、これは食べかすではなく細菌の集合体なんです
この歯垢1mgには1億個~10億個もの細菌がいるとも言われています。
口の中には多くの細菌が生息しています。通常、細菌は歯にくっついても、
ほとんどの場合は唾液で流されてしまいます。
しかし、唾液の流れが良くない場所では細菌が糖分を栄養分として増殖し、歯垢を形成します。
この歯垢はネバネバ、ヌルヌルしているため、うがいをしたぐらいでは取り除くことができません。
しかし、歯ブラシでは取り除くことができますのでムシ歯や歯茎の炎症を起こす前に
しっかりと磨いて取り除くことが大切です。
では、歯石とは...
歯石とは、歯垢が唾液中のミネラル成分によって石のように固まってしまった状態です。
こうなってしまうと、うがいどころか歯ブラシでも取り除くことができなくなります。
歯垢から歯石になるのは2日しかかからないと言われています。
歯ブラシだけの歯垢除去率は6割ほど。
デンタルフロスを併用しても完全には歯垢を落とすことはできませんので
歯みがきを毎日していても歯石は毎日少しずつ溜まっていきます。
舌で歯を触ったときにザラザラする場合、歯石が溜まってる可能性が高いです。
このように歯石の表面がザラザラしているため、さらに歯垢がくっつきやすくなり、
また、そこに歯石が溜まってしまうという悪循環になってしまいます。
実は歯石自体は無毒化されてしまっていますが、この歯石にくっついた
歯垢が歯茎に炎症を起こしたり、進行させてしまう原因なんです
では、歯垢や歯石がつかないようにするにはどうしたらいいでしょう
歯垢や歯石もつきやすい場所があるんです
歯垢
歯の三大不潔域と呼ばれる
・奥歯のかむ面
・歯と歯ぐきの境目
・歯と歯の間
歯石
歯ブラシが当たりにくく、かつ唾液が豊富に流れている唾液腺の近く。
具体的にあげると、下の前歯の裏側や上の奥歯の外側などです。
まずは歯垢がつかないように、正しい方法でしっかりと歯みがきをする。
それに加えてフロスや歯間ブラシも併用する必要があります。
ただ、歯みがきをしっかりしていたとしても間食が多かったり
糖分を頻繁にとったりしてるようであれば歯垢はついてしまいます。
また、家庭だけのケアでは完全に取り除くことはできません。
定期的に歯科医院で専用の器具を使って歯石を取ってもらわなければなりません。
歯を1本でも多く残し、食事を美味しく楽しむためにも歯石取りは大切なんですよ
むし歯は歯の表面についた歯垢(プラーク)に、むし歯をつくる原因菌
ミュウタンス菌がすみつき、糖分を栄養にして酸を出します。
この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。
これがむし歯の始まりです。
誰でもご存知かと思います
歯みがきをすること(プラーク除去)は大事ですが、口腔内環境の時間的
経過や変化をふまえてむし歯予防をすることを考えていきましょう。
食事をするとお口の中や歯の表面のpHが変化するので、むし歯予防に
役立てるというものです。
歯みがきも食事の後すぐではなく、1時間程度してからのほうがいいと言われています。
お口の中は唾液の中和成分の働きで、常に中性付近を保とうとしますが、pHが酸性に
なると歯の表面がらミネラル成分が溶け出て歯を溶かし、アルカリ性になるとミネラル
成分が沈着して歯石が増えます。
どちらかに傾いてしまうと問題が起こりますが、時間とともに唾液が自然に中和してくれます。
さらに酸性状態から中性に戻ろうとする場合には溶けた歯の再生が行われます。ちなみに
エナメル質が溶けるのはpH5.5以下が目安と言われています。
酸性で歯が溶けるといっても1日単位では歯の表面が少しだけ脱灰される程度なので
心配いりません。しかし、長時間、中性に戻れない状態が続くと歯の表面が酸で徐々に
溶かされてしまう酸蝕症になります。酸蝕症はプラークが付着していなくても歯が溶けて
しまう状態です。
食後は酸性のダブルパンチ
酸性の食品を口にすることによって、直接的に歯が溶かされる酸蝕症
プラークも栄養源となる糖などを元に酸を産生します
このため食事のあとは、食品自体のpHと糖などを分解してプラークが
作り出す酸によって、歯は酸性環境に陥りやすくなります。すぐに唾液が
中和してくれますが、一度酸性に傾いた状態を中性まで回復するには時間が
必要です。
特にプラーク内部は中和成分である唾液がなかなか入り込むことができないので
酸性状態が長く続きやすく、プラークが歯に付着しているとむし歯になりやすい
と言われているのはこのためです。
「唾液の力」によって行う再石灰化とは酸性環境で歯の表面から溶け出してしまった
ミネラルが補充されて、歯が再生されることです。これは食事と食事の間隔が長ければ
長いほどしっかり行われます。
甘い食べ物やジュース、スナック菓子などの「ダラダラ食べ」は歯に酸のダメージが
蓄積されてしまいます。
子供だけでなく、大人にも多い食生活習慣だと思います。
歯のケアはプラークの他に酸の影響も受けるので注意が必要です。
皆さん、こんにちは今日は歯並びについてです。
外国の方から見ると、「日本人は歯並びが悪い」と思われているそうです。
欧米では、会話のときに表情やジェスチャーに加え、笑顔のときには歯を見せて
信頼関係を築く「歯を見せる文化」があります。
歯並びが悪い人は社会的に信頼が薄いイメージもあり、きれいな歯並びには
とてもこだわりがあり、歯並びが悪い場合は子供の頃から矯正をする風潮がある
そうです。日本でも昔に比べ、矯正治療を受ける人は増えていますが、欧米に比べ
まだまだ少ないのが現状です。
そもそも、どうして歯並びが悪くなってしまうのかと言うと・・・
遺伝によるもの
●生まれつき歯の大きさや顎の大きさに問題がある
●通常より、歯の本数が足りない、または多い
●親知らずが生えてきて、圧迫する
習慣やクセによるもの
●指しゃぶりや爪噛みなどの子供の時のクセ
●口呼吸
●頬杖をつく、舌で歯を押すなどの悪習慣
●いつも同じ向きで寝る
●やわらかい食べ物を好んで食べる
むし歯や歯周病
むし歯の治療によって、歯を削ったり抜いたりすることで、歯並びにズレが生じ
やすくなります。また、歯周病になると歯の根元が弱くなってしまうので、歯が
しっかりと支えられなくなり、歯並びを悪くすることがあります。
では、歯並びが悪いことによって起こることとは・・・
むし歯・歯周病・口臭
歯並びがデコボコしていると、そこには磨き残しが発生しやすくなり、むし歯や
歯周病のリスクが高まります。また、咬み合わせが悪いと、口が閉じにくくなり、
口呼吸になってしまう人も多くいます。このような人は、唾液の量が少なくなり、
お口の中が乾燥してしまい、むし歯や歯周病が進行しやすくなります。更に、
このような環境は、口臭の発生・悪化にもつながります。
咀嚼機能低下
歯並びや咬み合わせが悪いと、上下の歯の咬み合ってる場所は当少なくなり、
咀嚼効率は悪くなります。矯正治療で咬み合わせを正常にすることにより、咀嚼機能
が上がり、胃腸への負担も軽減することに繋がります。
発音
歯に隙間があったり、前歯が咬み合わない、咬み合わせが逆、等で特定の音が発音し
にくかったり、活舌が悪くなったりします。
顎関節症
歯並びが悪いことで、顎関節に不均等な力がかかり、その負担によって顎関節症となる
可能性があります。
その他、歯並びの問題は全身のバランスにも影響を及ぼし、頭痛や肩こり、倦怠感など
身体の不調の原因にもなると言われています。
ご自身の咬み合わせや、お子様の歯並びなど、気になることがあれば、一度相談して
みると良いでしょう