防災グッツの中に口腔ケア用品も!
2011年3,11から7年になりました。当時はライフラインが寸断され、避難所生活を余儀なくされた方々
(自宅でも)お口の清掃を保てない状況が多々あり、、、口腔ケアは後回しになりがちでした。
水が出ない、歯ブラシもない、洗面所等も確保出来なかった
支援物資は、アメ、チョコレート、お菓子、水の変わりにジュウス、など砂糖の多いものがほとんどで
乳幼児・小児にとっては、一気にむし歯が多発する傾向にありました。
そこで水や歯ブラシがなくても ・ぬらしたガーゼやタオルなど指にまいて(みかん柑橘類の皮等で)
歯ブラシ代わりに歯の表面をふく
・ミシン糸など入手できたら、フロス(糸ようじ)がわりに
歯と歯の間の食物残渣を除去するなどいろいろ工夫されたようです。
また義歯(入れ歯)をなくしたり、義歯が合わなかったり、噛めない、食べれない、飲み込めない 粘膜が傷ついたり、口内炎も起こりやすく、口腔に食べかす歯垢を多く停滞させ不衛生(口臭の原因)も加わって、誤嚥性肺炎を招きやすくなってしまう(口から健康を脅かす災害の連鎖)も問題だったようです。
日頃から義歯の調整は大事ですし、なによりお口の中が潤う事が重要で、そのために食前食後に唾液がよく出るような、口や舌の体操、唾液腺マッサージ効果的です。
歯科医院来院の際はお気軽にお尋ねください。
刺激のない洗口液なども取り扱っておいます。