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健康と唾液

こんにちは1 (63).gif

ここ最近インフルエンザが流行っているみたいですが

皆さんは大丈夫ですか1 (44).gif

体調には十分気を付けてお過ごし下さいね1 (45).gif1 (45).gif

その健康にも深い関わりのある唾液について

お話をしたいと思います。

唾液には口の中の細菌や食べかすを洗い流す働きがあることは

皆さんもご存じだと思います。

その他にも唾液は歯や歯茎、体の健康にも

深い関わりを持ってます。

健康を守るのに大切な唾液について紹介します。

 

1 (68).gif唾液ってどんなもの1 (44).gif

唾液とは唾液腺という組織によって作られます。

主に「耳下腺」「顎下腺」「舌下線」と呼ばれる

三大唾液腺があります。その分泌量は一般に

1~1.5リットルといわれ普段は常にお口の中を潤しています。

唾液の成分はほとんどが水分で、そのほかに

ナトリウムイオンやカルシウムイオン

重炭酸イオンなどの無機成分と、消化酵素などの

有機成分が含まれています。

 

1 (67).gif唾液は2種類って本当1 (44).gif

唾液にはサラサラした唾液とネバネバした唾液の2種類があります。

・サラサラ唾液の特徴

唾液の分泌は自律神経によってコントロールされています。

副交感神経は自律神経の1つで、リラックスしているときによく働きます。

加えて、サラサラ唾液は食事のときに多く分泌されます。

唾液アミラーゼなど消化を助ける酵素をよく含み、食べ物を湿らせて

飲み込みやすくするなど「消化を助ける」役割を担っていると言われています。

ネバネバ唾液の特徴

ネバネバ唾液は主に交感神経にコントロールされています。

交感神経も自律神経の1つで緊張したときなどによく働きます。

強いストレスを感じるときにお口の中が粘つくのは

ネバネバ唾液によるものです。

ネバネバ唾液にはムチンという成分が含まれ、

この成分が細菌を絡めとり体内への侵入を防ぐほか、

口の中の粘膜を保護したり保湿したり

「体を守る」役割を担ってると言われています。

では、唾液が減ったらどうなるか…

・口が渇く

・食べ物が飲み込みにくい、味がよく分からない

・口臭がする

・口内炎ができやすい

・舌や唇がひび割れる

・むし歯や歯周病になりやすい

・会話がしにくい

こんな症状が出てきます。

原因はいろいろありますが、例えば,,,

お薬の副作用や病気によるもの、身体的な変化によるもの、生活習慣などがあげられます。

最近では唾液の分泌が減少し「ドライマウス」を訴える人も少なくないんです。

お口の渇きを感じたら病院での検査を受けるのも1つですが

日頃からセルフケアを行い唾液の分泌を促しましょう。

唾液を増やす方法としては、まず、よく噛むこと1 (45).gif

食べ物であれば、梅干しやレモンなどの

すっぱい食べ物を思い浮かべる方のいると思いますが

昆布や納豆も唾液が出やすいと言われています1 (85).gif

意外ですよねicon_lol.gif

いつまでも健康で、たくさん美味しいものを食べられるよう

お口の中にも注目してみてください1 (74).gif

 

 

 

 

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