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歯ぎしり

みなさん、こんにちはicon_biggrin.gif

季節の変わり目や新生活などで、ストレスや疲れがたまりやすい

時期ですね1 (70).gif

みなさんは、朝起きた時や夕方など、顎が疲れていたり、歯がしみ

るような感じがしたり、お口が開けにくかったりしたことはありませ

んか?そういった経験のある人は、無意識のうちに歯ぎしりをしたり、

歯を食いしばったりしていることがあるかもしれません。この、歯ぎ

しりや食いしばりは、「ブラキシズム」とも言われ、ストレスや疲れ

などが大きく関わっていて、眠りの浅い時に起こりやすいと言われて

います。

ブラキシズムには大きく分けて3つの種類があります。

①グラインディング

就寝中にギリギリ・コリコリと上下の歯をすり合わせる歯ぎしり

②タッピング

カチカチと上下の歯を素早く咬み合わせる歯ぎしり

③クレンチング

上下の歯を強く噛みしめたり、食いしばったりする

歯ぎしりや食いしばりによる悪影響

①歯ぎしりや食いしばりでは、非常に強い力が顎関節に掛かります。

これが、顎関節症の原因となることがあります。

②知覚過敏の原因となることがあります。

③歯周病が悪化することがあります。

④重症化すると、歯が極度にすり減ったり、最悪の場合、歯が破折

してしまうことがあります。

⑤頭痛や肩こりなどの原因となることがあります。

また、歯ぎしりは大人だけでなく、子供も歯ぎしりをします。

10歳以下の子供では、3人に1人の割合で歯ぎしりをしていると

言われています。

子供の歯ぎしりの音が大きくて、心配されているお母さんも多いと

思いますが、その原因は成長の過程で起きるものが大半で、心配の

いらないものが多いです。

子供の歯ぎしりは、歯が生えたばかりの赤ちゃんの頃から始まります。

歯ぎしりにより、乳歯を摩耗させることで同時に永久歯の生えてくる

位置を確定させています。また、上顎を鍛えるためとも考えられてい

ます。ただ、全て永久歯に生え変わった後も歯ぎしりが続いているよう

な時は、ストレスによるもの、歯並びの問題、癖などの可能性もあるの

で、一度、歯科を受診してみたほうが良いかもしれません。

大人も子供も治療が必要となれば、多くの場合、マウスピースを作り、

装着して就寝することにより、歯や顎関節に掛かる負担の軽減を図ります。

また、ブラキシズムは起きている時に行っていることもあります。

自分で気づいたり、誰かに指摘されたりした場合、まずは「意識する」

事が大事です。家事や仕事、テレビなど、何かに夢中になっている時、

噛みしめたり、食いしばったりしていないか、意識してみましょう1 (109).gif

 

 

 

 

 

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