早期発見や予防が大切
最近はだんだんと気温も低くなり寒いと感じる日が増えてきました。
コロナウイルスもまだ収束しきっていない今、これからの季節は
インフルエンザにも注意しなければなりません。
なかなか外出ができない環境ですが、お口は体の健康にも通じる入口です
歯周病だけではなく、虫歯も歯を失う原因の1つです。
そんな虫歯についてお話をしていきたいと思います。
なんだか最近、歯が茶色くなってきたような。。。
でも痛みは出てないし、むし歯ではないだろう。
歯医者は怖いし。。。
でも入れ歯にはなりたくないな、、、
こんな風に思っていらしゃる方も多いのではないでしょうか。
まず、虫歯とは何か
虫歯とは、お口の中の細菌と食べ物に含まれる糖から作られる酸によって
歯が溶かされ、色が黒く変色したり、穴があいてしまう状態のことを言います。
虫に食べられて穴があいたようなので虫歯と呼ばれています。
例えば、朝起きた時、口の渇きが気になる。唇が渇きやすい。
いびきをかく。タバコを吸う。甘いものや間食をよくする。
1つでもチェックが付いたら虫歯になりやすい人です。
虫歯には進行具合によって分類があります。
よく歯科検診などでC2やC3など耳にしたことはないですか
虫歯はCoからC4まで分類されていて数字が大きくなるほど進行が深刻になってきます。
Co<初期虫歯>⇒歯の表面のエナメル質が溶け始め白く濁っている状態。
歯に穴はあいてなく痛みなどの自覚症状はない。
C1<エナメル質の虫歯>⇒歯の表面のエナメル質が更に溶け黒ずんでる状態。
冷たいものがしみたりしますが痛みはない。
C2<象牙質の虫歯>⇒エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。
冷たいもの、甘いものがしみるようになり痛みも出てくる。
C3<神経まで達した虫歯>⇒神経まで虫歯が進行した状態。
何もしていなくてもズキズキ痛むようになる。
C4<歯根まで達した虫歯>⇒歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に侵された
状態。神経が死に痛みはなくなりますが歯根部に膿が溜まると痛みが出る。
このように進行具合によって、さまざまな症状が出てきます。
虫歯を放置するとどうなるか。
答えは1つです『進行した虫歯は自然には治らない』
痛みがなければ大丈夫なんてことはありません
症状が深刻になればなるほど治療回数や費用が多くかかってしまいます。
気になる症状がある場合やしばらく期間があいてしまった方は早め早めの
受診することが大切です。