認知症になりたくなければ歯を守りましょう(26)
脳の老化を防ぐ歯のケア方法・・・・・・その3
ここからは、具体的な歯のケアの方法についてお話していきます。
まず、次の3つの中から、あなたの1日の歯磨きの回数を選んでください。 その回数に沿って、あなたに身に付けていただきたい歯のケアをご紹介いたします
(1)歯磨きが1日1回の方〈レベル1〉
→「基本ケア」をマスターしましょう
歯磨きが1日1回だけという方は、まずは1回でも効果のある磨き方を身に付けましょう。
また、歯を磨いていない時間が長いため、その間にプラークを増やさないためのテクニックも身に付けましょう。
(2)歯磨きが1日2回の方〈レベル2〉
→「歯周病ケア」をマスターしましょう
1日2回の歯磨きが習慣になっている方は、歯周病菌を減らすための歯磨きテクニックを身に付けることで、脳の寿命も健康寿命も延ばすことができます。
(3)歯磨きが1日3回以上の方〈レベル3〉
→「スペシャルケア」をマスターしましょう
ここでは、脳血流を増やし、脳を若返らせるためのテクニックをご紹介いたします。
脳血流をアップさせることで、歯周病菌がもとでできる脳のゴミ(アミロイドβ)を押し流すことも可能です。
レベル1、レベル2の方は、自分のレベルのテクニックが習慣化したら、次のレベルの習慣を身に付けてください。
最終的には、レベル3のテクニックを身に付けて、習慣化することを目指します。
どのレベルで紹介しているものも非常に簡単で、やってみると気持ちがよく、今日からすぐに始められるテクニックばかりです。
ただし、継続しなければ効果はありません。
重要なのは、毎日続けること。
ポイントをおさえた歯磨きを続けて、楽しみながら、脳の老化を防いで、どんどん若返らせていきましょう。