歯周病と全身疾患との関係|市名坂歯科医院

歯周病と全身疾患との関係。

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お口の健康が体の健康を守ります。

歯周病が全身のさまざまさところに影響を及ぼします。
歯周病は歯を失う大きな原因です。
歯は食べ物がはじめて出会う消化器であるだけに
歯周病で歯を失うと体全体に大きな影響が及びます。


さらに、歯周病菌が歯の周りだけでなく、血管を通して全身の各臓器に広がりますと臓器に直接到達した歯周病菌が全身のさまざまな病気にも関わっていることがわかってきています。

 

歯周病は、こんな病気などにかかわっています。
(1) 糖尿病
(2) メタボリックシンドローム
(3) 肥満
(4) タバコ病
(5) 低体重児出産、早産
(6) 骨粗しょう症
(7) 心内膜炎(心臓病)
(8) 動脈硬化、狭心症、心筋梗塞
(9) 認知症
(10) 肺炎


(1)糖尿病

糖尿病はインスリンが体の中で不足したり、またはインスリンが出ていても働きにくくなることによって、血糖値が異常に高くなる病気です。

糖尿病は、運動習慣や食生活などの生活習慣と関わりが深い病気で、日本の糖尿病人口は約1300万人とも言われています。
糖尿病は、初期には自覚症状が無い場合が多く、症状がないままに進行して、さまざまな合併症を引き起こします。

 

糖尿病の合併症
目の障害・・・白内障、網膜症
腎障害・・・たんぱく尿、血圧上昇、浮腫
神経の障害・・・手足のしびれ
心血管障害・・・動脈硬化、心筋梗塞
脳血管障害・・・脳梗塞、脳卒中

その他に、糖尿病にかかっている患者さんのお口の中には非常に進行した歯周病がみられることが数多くあり、歯周病は糖尿病の第6の合併症とも言われています。

 

歯周病を治療すると糖尿病もよくなる

最近では、歯周病を改善すると糖尿病の状態もよくなるということも発表されています。
また、糖尿病は、全身の免疫力を低下させるため、歯ぐきの炎症も起こりやすくなるので糖尿病が歯周病を悪化させると言われています。

歯ぐきの炎症が起こることにより、炎症性サイトカインの1つであるTNF-αが出現し、さらに歯周病がひどくなり、炎症が続くと血液中に流れ込みます。
血液中にTNF-αが増加すると、インスリンの働きが妨げられ、高血糖になり糖尿病をさらに悪化させると言われています。

 

※インスリンとは・・・インスリンは、すい臓で分泌されるホルモンで血糖をコントロールする働きがあります。

 

※炎症性サイトカインとは・・・サイトカインとは、細胞から出てくるタンパク質で、そのたんぱくに対して受容体を持つ細胞に働きかけ、細胞を増やしたり、機能させたりします。炎症によって出てくるサイトカインを炎症性サイトカインといいます。

 

※TNF-αとは・・・炎症性サイトカインの1つで、TNF-αが増加するとインスリンの働きを妨げるといわれています。

 

(2)メタボリックシンドローム

生活習慣病の予防は、歯周病対策から

 

歯周病菌が体のさまざまな病気に影響していることがわかってきています。最近特に注目されているのが、生活習慣病との関係です。歯周病を予防することが生活習慣病を防ぐことにつながっているのです。

 

現在、日本のメタボリックシンドローム人口は、予備群を含めると約2000万人、40歳~74歳の男性の実に2人に1人、女性の5人に1人の割合にのぼっています。

 

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に、脂質異常、高血糖、高血圧の2項目以上がある場合にあてはまるとされています。
放っておくと、動脈硬化が進み、脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの心臓病の危険が高まります。
こうした危険な状態を招かないためにもメタボリックシンドローム対策が重要とされています。
最近では、このメタボリックシンドロームが歯周病と影響し合っていることがわかってきています。

 

残っている歯の平均本数

 

 

(3)肥満

肥満の予防は歯周病予防から

 

食生活習慣において、歯周病予防を心がけると、肥満防止につながることがわかっています。

 

そのポイントは、
・規則正しい食事をすること
・間食を減らすこと
・よく咬んで食べること

 

間食を減らせば、食べかすが歯につく機会が減り、歯周病が防げます。そのうえ間食をやめるだけでも肥満防止になります。
さらにしっかり咬めば、唾液がよく出ますので口の中がきれいになり歯周病を防ぎます。
また、よく咬んで食べれば、満腹感が得られて食べ過ぎも防止できます。

 

しっかりよく咬んで食べることは効果的な肥満対策です。
誰でもすぐに始められる効果的な肥満対策は、しっかりよく咬んで食べることです。
咬むことが肥満を防ぐメカニズムもわかってきています。
咬むことでその刺激が脳に伝わり、神経伝達物質であるヒスタミンという物質が脳内で放出されます。
神経ヒスタミンは覚醒レベルや集中力、注意力の上昇などの作用を担っている他に食欲の抑制にも働きます。
このためよく咬めば咬むほど食べ過ぎを防ぐことができます。
また咬むことでエネルギー代謝が促進され、体脂肪の減少にもつながっているのです。
『一口30回咬む』ことを目標にして食べるようにしましょう。

 

残っている歯の平均本数

(4)タバコ病

歯周病の最大のリスクは、タバコです。

 

タバコががんや心臓病、脳血管の病気など、生命に関わる病気の原因であることはすでによく知られています。実は、タバコは歯周病にとっても最も大きなリスクファクターなのです。

 

タバコを吸うとまず直撃されるのが口の中です。
ニコチンなどの有害物質が歯と歯ぐきに悪影響を与えます。
体の抵抗力を弱めたり、末梢の血管を収縮させて、歯ぐきの血液循環を悪くしたりします。
また、ヤニが歯にこびりつくと、歯磨きでは、簡単に取れず歯垢がつきやすい環境になってしまいます。
そのため歯周病になりやすく治りにくくなるのです。

 

1日あたりの喫煙本数と歯周病の関係

タバコと吸わない人・・・・1とします。
9本以下・・・・約2.5倍 
20本・・・約4倍
30本・・・約5倍

歯周病になりやすくなります。

 

(5)低体重児出産、早産

歯周病菌が妊娠、出産時にも悪影響を及ぼします。

 

妊娠中は、ホルモンのバランスがくずれたり、つわりなどで歯磨きが難しくなりがちなために、歯ぐきの炎症が起こりやすく、歯周病がなる人が多くなります。
さらに妊婦さんが歯周病になるとおなかの赤ちゃんが小さく生まれたり、早産となるリスクが高まることが知られています。
これは歯周病の炎症で出てくる子宮の収縮などに関わる生理活性物質であるプロスタグランジンという物質が胎盤に影響するためであると言われています。
妊娠中は、自分自身のためだけでなく、生まれてくる赤ちゃんのためにもきちんとした口腔清掃管理に気を付けましょう。

(6)骨粗しょう症

更年期の女性は要注意です。
骨粗しょう症と歯周病は相互に関係しています。

 

骨粗しょう症とは骨の密度が減ってスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。
女性に多くみられ、閉経後の女性ホルモンの低下が主な原因です。
骨粗しょう症の人が歯周病になると歯槽骨という歯を支える骨が急速にやせてしまいます。
また歯周病で歯を失うと、噛む力が衰えてしまい食事によって得られるカルシウムも不足することになりさらに骨を弱くしてしまう悪循環を招いてしまうことになるのです。

 

 

(7)心内膜炎(心臓病)

歯周病予防は心臓の病気も防ぎます。

 

心内膜炎とは、歯周病が悪化して、歯周病菌が血管を通って心臓の内膜に付着し、炎症を起こすと発症する心臓の病気で、死に至ることもある大変危険な病気です。

(8)動脈硬化、狭心症、心筋梗塞

歯周病は、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞などの心臓病のリスクを高めます。

 

動脈硬化とは、血管が厚く硬くなり、血管の内側が狭まる病気です。
動脈硬化は、特に心臓の冠状動脈や脳動脈などで起こりやすく、心臓では、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、うっ血性心不全、脳では、脳血管障害(脳梗塞、クモ膜下出血、脳出血)など、日本人の死因としては、1位の悪性腫瘍に次ぐ2~3位の重大な疾患を引き起こす原因になります。

 

狭心症は、動脈硬化が心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈で起こり、血管が狭くなってしまう病気です。
心筋梗塞は、心臓の冠動脈が詰まってしまう虚血性の心臓病です。

 

動脈硬化は、40歳以上の人のほとんどに見られ、血管の老化現象とも言われていますが、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、運動不足、ストレス、喫煙などが動脈硬化を促進するリスクファクターであることが知られています。

 

動脈硬化を起こした血管から歯周病菌が見つかりました。

最近では、歯周病も動脈硬化を促進することが明らかにされてきました。
アテローム性動脈硬化の血管内壁にみられるアテロームと呼ばれる脂肪沈着物の中に、数種類の歯周病関連菌が発見されこれらが動脈の血管壁に炎症を起こし、動脈硬化を促進すると考えられています。
それによって血栓が形成されやすくなり、血栓が動脈を閉塞すると心筋梗塞や脳梗塞を発症します。

 

歯周病の人とそうでない人とを比較すると、歯周病になっている人は、数年後に虚血性心疾患になるリスクが約3倍も高いことや、歯周病の人や歯が24本以下の人は25本以上の人(歯がすべて残っている人は親知らずも含めると32本)と比較すると脳梗塞になるリスクが約1.5倍高いことが報告されています。

 

(9)認知症

歯周病は認知症とも深く関係しています。

 

認知症とは、ちょっとした物忘れから始まって、日付を間違えたり時間や人、場所を覚えられなくなったり、さらには妄想まで現れてしまうといった脳の病気です。
誰でも予防したい病気ですが、歯周病を防ぐことは認知症を予防することにもつながってくるのです。

 

歯周病対策を行うことで、脳卒中を防ぐことが認知症を減らします。

 

認知症には、脳血管性とアルツハイマー型の2種類があります。
脳血管性認知症の原因は脳卒中です。
脳卒中は動脈硬化が脳の血管で起こるものですから
予防には、動脈硬化を防ぐことが大切です。
歯周病菌が動脈硬化を促進しますので、歯周病を防いで動脈硬化のリスクを減らすことが脳血管性の認知症のリスクを減らすことにもなるのです。

 

歯周病がアルツハイマー型認知症にも関係しています。


アルツハイマー型認知症は、脳に萎縮が見られるのが特徴です。
CT画像検査での調査で、残っている歯の少ない人ほど脳の委縮が進んでいたという報告もあり、さらにアルツハイマー型認知症の人の方が健康な人よりも残っている歯の本数が少なかったのです。
今では咬むことで脳が活性化されることもわかってきています。
咬むことで刺激が歯から脳へ伝わり、アセチルコリンという学習能力に深く関わる伝達物質が増加するのです。
この伝達物質の量が減るとアルツハイマー型認知症を引き落とす原因になると考えられています。

 

このように咬む力が弱まったり、衰えたりすると脳への刺激が少なくなり、アルツハイマー型認知症の発症、進行の危険性が出てくるのです。

 

歯周病を予防して歯を多く残したり、歯を失ったところに良い入れ歯を入れるなどしてしっかり咬むということがアルツハイマー型認知症を防ぐことにも影響しています。

 

(10)肺炎

肺炎は死に至る病気です。

 

高齢者の死亡原因として最も多いのが肺炎です。
その中でも多くを占めると言われているのが『誤嚥性肺炎』です。
これも歯周病菌が大きな原因となっています。

 

歯周病菌が肺炎を起こしたりします。

 

肺炎は、肺に細菌やウイルスなどが感染して肺に炎症が起こる病気です。
『誤嚥性肺炎』とは、唾液や食べ物が誤って肺に流れ込むことで、口の中の細菌によって起こる肺炎のことをいいます。
脳卒中の後遺症や高齢者、寝たきりの人などで飲み込む力が衰えている人に多く発症しています。
誤嚥性肺炎を起こした人から歯周病菌が多く見つかっているケースが多いため、今では歯周病菌が誤嚥性肺炎の重大な原因の一つと考えられています。

口の中を清潔にして歯周病を予防することが肺炎を防ぎ、命を救うことにもつながります。

歯周病チェックリスト

「はい」か「いいえ」でお答えください。

 

このリストで「はい」が1つでもあった方は、歯周病の可能性があります。
「はい」が3つ以上あった方は、歯周病が中等度以上に進行している可能性があります。
早めに歯科医院で診てもらうことをおすすめします。

 

よく咬むことのメリット

よく咬むことは単に食べ物を体に取り入れるためだけでなく全身を活性化させるために大変重要な働きをしています。

 

(1)肥満を防ぎます。

よく咬むことがダイエットの基本です。

 

(2)脳の働きを活発にします。

よく咬むと脳細胞の働きが活発になります。

 

(3)むし歯になりにくくします。

お口の中が酸性に傾くとエナメル質の表面からミネラル分が溶け出してむし歯になりますが、よく咬むと唾液がたくさん出て唾液の『緩衝機能』がお口の中を中和してむし歯を防ぐ働きをします。

 

(4)口腔内を守り、口臭を少なくします。

よく咬むと唾液がたくさん出て、食べかすを洗い流して、お口の中を清潔にしたり、常に潤いを守ることで口臭の発生も減少させます。

 

(5)体内への細菌の侵入をブロックします。

お口の中には、むし歯や歯周病の原因菌だけでなく、さまざまな病原菌が絶えず侵入してきます。よく咬むことにより、唾液がたくさん出て、唾液が侵入してきた細菌を殺したり抵抗したりします。

 

(6)ガンを防ぎます。

唾液の構成物質のひとつであるペルオキシダーゼは食物内の発ガン性物質が作りだす活性酸素を酵素反応で分解します。

 

(7)老化を抑える作用を促進します。

最近アンチエイジング(若返り)で注目されているパロチンは主に唾液腺の一つである耳下腺というところで分泌されます。パロチンには筋肉や骨の発達を促進する作用があります。

 

(8)胃腸での消化を助けます。

よく咬むと唾液中の食物の中のデンプンを分解する消化酵素がたくさん出て、食べ物を柔らかくして胃で消化しやすい状態にします。

(9)全身の体力向上とストレスを解消します。

よく咬むことで力が湧き、日常生活への自信も生まれます。

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